ロッテは2日、球団OBでマリーンズアカデミーコーチの塀内久雄氏(34)が、マリーンズJrの野手総合コーチを務めることを発表した。

 マリーンズJrは、今年で第11回となる「NPB12球団ジュニアトーナメントsupportedby日能研」に出場。2010年以来2度目の優勝へ向け、チームのメンバー18名(いずれも6年生)の選定が終了した。10月から本格的な活動を開始している。

 本大会は12月27日~29日にKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎(決勝トーナメント)、宮崎市清武総合運動公園(グループリーグ)で行われる。

 塀内コーチは「初めてのコーチとしての大会参加ですが、監督、コーチ、選手全員の力を合わせて優勝目指して頑張りたいと思います。もちろん勝ち負けだけでなく、野球に取り組む姿勢や、チームワークの大切さなど、子供たちが一回り二回りも成長できるよう私自身が野球を通じて学んできたことを全て選手に伝えていきたいです」とコメントした。

 ジュニアチームの武藤一邦監督は「塀内コーチには、得意な守備をどんどん子供たちに実践をして見せて指導して欲しい。現役を退いて年数が浅く、選手にも一番年が近いので、身近な存在となって選手とコミュニケーションを取り、何でも相談にのってあげて欲しいと思う」とコメントした。