覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで2日夜に現行犯逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48=東京都港区)が、覚せい剤の使用についても認めていることが3日、警視庁への取材で分かった。

 清原容疑者が現行犯逮捕された港区の自宅マンションには3日早朝から報道陣が詰めかけた。東京タワーに近い都心の一等地に建つ家具付きの短期滞在型で、住人は1カ月単位で契約するという。清原容疑者の部屋は最上階の14階。マンション責任者を名乗る女性は「事前に警察から協力依頼はあったが薬物などの話はなかった」と話した。

 43平方メートルのタイプの部屋の男性住民は月額家賃が約50万円と説明。別の住民らによると、清原容疑者の部屋はさらに広い54平方メートルの広さで、最上階でも東京タワーに面した見晴らしのいい角部屋だ。ツインのベッドの寝室と、テーブルと椅子、ソファなどの備えられたリビングがあるという。マンションの管理会社は清原容疑者について、「お住まいの間にトラブルはなかった」としている。