球界現役最年長のDeNA三浦大輔投手(42)が「ブルペン皆勤賞」を続けている。宜野湾キャンプ第2クール3日目の8日、今キャンプ7回目のブルペンに入り、100球を投げ込んだ。ここまで休養日を除き、全日のブルペン投球で球数は山口の837球に次ぐ822球。例年同様にブルペンでも番長として君臨している。

 今季25年目の大ベテランの調整スタイルは唯一無比の領域だ。連日の投げ込みで42歳の体にムチを入れ「肩、背中、太もも裏、腰、全部張っている」という。同時に全身の張りは全身を使って投げている証しでもある。熟練のルーティンを「投手の肩は消耗品って言うなら、俺の場合はとっくにスクラップになっている。でも、俺にはこのやり方が合っているし、いまさら変えられない」。今日9日はブルペン入りせずに休養日を含めた2日間はノースローで小休止を入れる。