中大(1部6位)が青学大(2部1位)に雪辱し、勝負を16日の3回戦に持ち込んだ。

 先発の鍬原(くわはら)拓也投手(3年=北陸)が最速147キロの速球を中心に、コーナーを突く丁寧な投球でつけいるスキを与えず、被安打4の完封。打線も終盤、小刻みに3点を奪い、青学大を振り切った。

 秋田秀幸監督(61)は「鍬原に尽きる。力まないで投げてくれた。意地、執念を見せてくれた」と話していた。