広島中村恭平投手(27)が4回7安打4失点で降板した。

 前回19日オリックス戦に続き、責任投球回の5回を投げきることができず、試合後には2軍降格が決まった。

 2回に先頭山田への四球から1死二塁とし、雄平の右前適時打で先制点を許した。4回には先頭川端から3者連続長短打で無死満塁とすると、再び雄平に左翼前へ2点適時打を浴びた。2死後には大引に適時打を浴び、この回だけで6安打で3点を失った。「もうちょっと真っすぐでいけばよかった。調子は悪くなかっただけに、フォークに頼りすぎた。真っすぐあってのフォークなのに、フォークあってのフォークみたいになってしまった。せっかくいい形で回してもらったのに、ゲームを作れず、申し訳ないです」とうなだれた。