西武の新助っ人、ブライアン・ウルフ投手(35)が26日、来日後初のシート打撃に登板した。小雨の中、西武第2で打者12人に対し49球を投げ1安打3四球。最速は142キロだった。

 昨年9月を最後に実戦から離れており、やや制球を欠いたが「(試合勘のズレは)心配していない。体の調子もよかった。全部の球種を試して、ボールの感じも悪くなかった」と納得の表情をみせた。

 視察した潮崎ヘッド兼投手コーチは「無事に投げられてよかった」とコメント。申請中のビザ取得後、順調にいけば8月上旬の2軍戦で実戦登板する予定だ。