日本ハム加藤貴之投手(24)が粘りの投球で最低限の仕事を果たした。

 楽天辛島との左腕対決で、4回までピンチを背負いながらも無失点。5回は内野ゴロの間に先制点を許したが、直後の6回に大谷の17号2ランで逆転してもらった。5回1/3を5安打1失点で降板。4勝目の権利を手にした新人左腕だが「テンポを意識して投げたんですけど、先頭を出したりフォアボールが多かったので前回の反省とあまり変わりませんでした。(次回に向けて)決め球の精度を高めるのと初球からもっともっとストライクで勝負していかないといけないなと思いました」と、反省していた。