今季、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしたソフトバンクの森福允彦投手は16日、クライマックスシリーズで敗退後に「負けたばかりなので、今後のことは何も考えていない」と話した。球団幹部は「当然、必要な選手」と残留に向けて交渉する考えを示した。

 交流戦で最優秀選手賞(MVP)を獲得した城所龍磨外野手は今季資格取得条件を満たした国内FA権について「(行使は)全然考えていないが、終わったばかりなので、まずは気持ちを切り替えたい」と話した。

 森福は主に左打者へのワンポイントとして救援陣を支え、今季はレギュラーシーズンで50試合に登板して2勝1敗、防御率2・00だった。