日本ハムへのトレードが決まった巨人大田泰示外野手(26)と、公文克彦投手(24)が3日、川崎市のジャイアンツ球場でお別れのあいさつをした。

 スーツ姿で現れた2人は、8年間練習に励んだグラウンドの上で、高橋由伸監督(41)とガッチリ握手をかわした。集まった1軍、2軍の選手、スタッフの前で、あいさつをし別れを告げた。

 08年ドラフト1位で入団した大田は「8年間一緒にやってきたので、寂しさはあるけどやてきたことを無駄にしないように、北海道へ行っても自分らしくプレーする」。クラブハウスにある荷物を整理し車に運び込んだ。今季12試合に登板した左投げの公文は「最初はびっくりしたけど、チャンスと思ってやっていきたい。ずっと1軍でやっていきたい」と抱負を語った。