秋季キャンプで、高山がバント失敗の際に一塁への走塁を怠り中村コーチから叱られた。阪神金本知憲監督のコメント。

 「フェアゾーンに行けば下手したらトリプルプレーになる。怠慢と言われても仕方がない」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─高山がバント失敗でコーチから怒られた

 金本監督 失敗したからじゃなくて、走らないから。今回は失敗したのが先にきて、「やってしまった」となって、走るのを忘れてしまった。忘れてはいけないこと。でも、大したことじゃないよ。カミナリで書くの? 俺は何も言ってないからね(笑い)。

 ─主に400メートル障害で活躍した元陸上選手の秋本氏が走法の指導をした

 金本監督 あれだけ(の時間)でもフォームが変わっている。北條なんか、内野安打を何本損している? ショートの深いところに打って、普通の足なら、余裕のセーフだけど。走力を上げるのは難しいんだ。持って生まれたものがあるし。足の筋力は弱くないんだから、何とか走ることに生かすために本屋敷トレーナーが提案してくれた。

 ─紅白戦で投げた投手については

 金本監督 疲れているな、というのはある。それは承知の上であって、できればその中でも、力を出せるように。シーズン中は「疲れたから、打たれました」ではない。何とか考えて、力の出し方とかを工夫してね。バッターもその中で結果を出すような選手になってほしい。