阪神ドラフト6位の四国IL・徳島の福永春吾投手(22)が、ほかの新人選手よりも一足早く、12月に入寮する方向で調整が進んでいる。所属する徳島との契約が切れ、練習場所が確保できなくなる。そのため年明けを待たず、12月初旬の新入団選手発表終了をめどに入寮、練習施設を利用する予定。ほかの新人選手は例年通り、1月入寮の運びだ。

 24日、福永は卒業校のクラーク記念国際高(神戸三宮キャンパス)で行われた激励会に、同じ経営母体の創志学園の巨人ドラフト5位高田萌生投手(18)と参加。校長で登山家の三浦雄一郎氏(84)から「日本、世界へ活躍できる名プレーヤーになることを信じてます」と激励のメッセージを受けた。福永は「校長先生自身も挑戦して目標達成されてきている方なんで、僕たち生徒も目標に挑戦して達成できるように頑張りたい」。三浦氏の言葉を胸に、目標である1軍マウンドを目指す。