西武栗山巧外野手(33)が2日、契約更改交渉に臨み、1000万円減の推定年俸1億9000万円でサインした。

 今季は133試合に出場し、チームトップの出塁率3割9分をマーク。浅村、秋山に次ぐ打率2割7分9厘を残した。6月には節目の通算1500安打も達成した。

 FA権を行使した上で残留しながら、ダウン提示を受け入れるという珍しい形になったが、栗山は「ベースが高いこともある。仕方ない」とうなずいた。「西武はFA権を行使して移籍する選手が多い。要件を満たしただけで、もう移籍するものだという風に周囲もファンも見る。だからこうして、ライオンズのユニホームを着続けたいという気持ちをはっきり示す形を取りました」と話した。(金額は推定)