侍が宿敵との前哨戦に挑む。巨人が来年2月19日にWBC韓国代表と沖縄で練習試合(沖縄セルラースタジアム那覇)を行うことが6日、分かった。同国代表の調整も兼ねて行う実戦だが、侍ジャパン選出が確実視される坂本、菅野らにとってはライバルの実力、状態など敵情を知る貴重な機会になる。
巨人は2月中旬から沖縄に春季キャンプを移して、鍛錬を続けている時期になる。侍ジャパンの代表合宿は同23日から宮崎で行われる予定で、韓国戦は所属先の一選手としての出場になる。ライバルとは1次ラウンドは別組だが、ともに順調に勝ち上がれば2次ラウンドで4強入りをかけて雌雄を決す。練習試合での対戦経験が後に勝敗を左右する可能性もある。
国際舞台で何度も韓国と激闘を繰り広げてきた。プロが参加した00年のシドニー五輪以降、五輪、WBC、プレミア12の国際大会で通算5勝9敗と負け越している。09年WBCでは決勝でイチローがV打を放ち、2連覇に導いたが、15年プレミア12では準決勝で3点リードの9回に大逆転負けを食らった。坂本はプレミア12で2度対戦し、1次ラウンドで本塁打も放ったが、準決勝では3打数無安打に終わった。日韓戦が戴冠への分岐点となることは身をもって経験している。
3軍も2月25日に宮崎で中国代表と練習試合を行う。巨人にとっても韓国戦、中国戦は開幕前の腕試しとなる上で、侍ジャパンの分身として戦い、データを還元できる。すべての戦いが世界一に通ずる。



