日本ハム大谷翔平投手(22)が9日、千葉・鎌ケ谷で取材に応じ、メジャー挑戦への姿勢が変わらないことを強調した。MLBと同選手会で決まった新労使協定の適用について「僕には関係ない」と明言した。

 5日の契約更改交渉の場で球団から「自分が行きたいと思った時に、その意思を尊重してもらえる、応援してもらえるという話をしていただいた」と、早ければ来オフのポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認されていた。その後、同協定の25歳未満の海外選手に対して契約総額などが制限される「25歳ルール」が大谷にも適用されることが判明。「ネットで(報道を)見てます」と、内容については注視、把握している様子だが「来年勝つことしか考えていない」と、日本ハムでプレーする来季だけを見据えていた。