能見サンタが子どもたちのためにレジェンド級の活躍を誓った。阪神能見篤史投手(37)が13日、兵庫・西宮市内の学文殿保育所を訪れて玩具をプレゼントした。14年から1勝につき10万円分の玩具を本拠地の兵庫・西宮市、出身の豊岡市にある児童福祉施設や保育園に贈る活動を継続。今季は8勝を挙げて80万円相当のおもちゃを各所にプレゼントした。

 勝ち星によって玩具の数が変動するだけに「(2桁勝利は)先発投手として1つの目安。同じ38歳よりは若いんで頑張るよ」。視界にあるのは、2年ぶり2桁勝利。38歳以上の2桁勝利となれば、阪神では若林、下柳に次いで3人目。引き締まった体を見れば、軽々とやってのけそうだ。

 子どもたちからはお礼にクリスマスソング「あわてんぼうのサンタクロース」を贈られて、優しい笑みを浮かべた。「こうやって触れ合う機会があって、阪神タイガースのこともみんな知っていてくれてうれしい。僕も子どもがいるけど、どこも一緒で元気。活力になります」。来季は100万円相当のおもちゃを贈ることが1つの目標だ。【桝井聡】

 ▼阪神で38歳となるシーズンに2桁勝利を挙げた投手は、06年下柳剛(12勝11敗)がいる。下柳は40歳まで2桁白星を続けた。若林忠志は38歳時は4勝止まりだったが、39歳から41歳まで2桁星を挙げた。

 ▼能見は6シーズン連続完封勝利中。阪神在籍中の記録では、村山実13、小山正明10、江夏豊9、梶岡忠義8、若林忠志6がある。