中日大島洋平外野手(31)、松井佑介外野手(29)、祖父江大輔投手(29)、高橋周平内野手(22)、小笠原慎之介投手(19)の5人が14日、名古屋市の名古屋第一赤十字病院を慰問した。

 小児科では病室を訪れ、子どもたちと写真撮影するなど触れ合った。初めて慰問に参加した小笠原は「パワーをいただきました。小さい子もいて、すごく頑張っているんだなと。そういう(勇気を与える)存在なんだなと感じましたし、もっと頑張らないといけないなと思いました」と振り返った。

 トークショーでは「来年に向けた漢字」を発表した。大島は「昇」を掲げ「(今年)最下位で上しかない。上だけ見て頑張ります」と説明。「奪」を選んだ松井佑は「レギュラーを奪うのもそうですが、この5人の中で給料が下がったのが僕だけ。その意味を含めて取り返すと」。祖父江は「勝」を挙げ「チームの勝利もそうですけど、僕自身1勝もしていないのでそれも含めて」。高橋は「喜」を出し「子どもみたいですけど、1年間喜びたい」と話した。11月に左肘の手術を受けた小笠原は「治」。「ケガを治したい、以上です」と話した。