阪神掛布雅之2軍監督(61)がソフトバンクのウエスタン・リーグ6連覇阻止に意欲を燃やした。14日にABCラジオ「堀江政生のほりナビクロス」に出演。57勝54敗7分けでリーグ3位に終わった就任1年目を振り返った。5連覇を許した悔しさが今も残っている。「ファームは勝つだけではないが、戦っているわけだから。勝ちにこだわる部分は必要。1年戦って、感じた。6連覇を阻止したい」。今季は鳴尾浜と神戸第2で3連戦が行われると、1試合は若手中心で臨むなどした。その育成方針は来季も変わらないが、勝利の要素も加えていく考えだ。
ただ単に勝ちにこだわることではない。1軍の目指す野球に呼応する意味合いもある。「目標は1軍で活躍する選手を育てること。来年は特に(金本)監督も厳しくいくと思う。上と下でギャップがあってもいけない」。金本阪神2年目はリーグ制覇に挑んでいく。2軍といえども、勝敗をかけた緊張感を植えつけていく必要がある。「育てるのは続けるが、勝つという意識を強く持ってやるべき。勝っている方が楽しいよ。元気だし、明るくなる」。
もちろん4番打者にバントさせてまで勝利に徹する気持ちはない。1軍の優勝という大目標に貢献するために、「育成」と「勝利」の両方を求める。【田口真一郎】



