日本ハム栗山英樹監督(55)が来秋のドラフト会議で“鬼門”の「くじ引き役」に立候補!? 17日、優勝記念旅行先の米ハワイから帰国。来秋ドラフトで競合必至の超目玉選手、早実の清宮幸太郎内野手(2年)に早くも「ロックオン」した。父克幸さん(49)と親交があり、11月の都大会決勝では生観戦に出向くなど、並々ならぬ思いを寄せてきた。抽選はデビューした13年3連敗、2度目の今年も2連敗だが、悲願達成へ批判? 覚悟で名乗りを上げた。

 熱く、真っすぐな思いで引き寄せる。ドラフト会議の抽選「5連敗中」の栗山監督が来秋、大物釣りを狙う。17年ドラフトの超目玉、早実の清宮。ラグビートップリーグヤマハ監督の父克幸さんとは、かねて親交がある。もちろん、11月の都大会決勝は現地観戦するなど、息子にも興味津々。「顔を知っている人が、引いたほうがいいよね」と、清宮が1位競合となれば、自らが3度目の「抽選役」となる。

 清宮が持ち合わせる抜群の長打力と、注目を集め続けるスター性。「ファイターズっぽいよね」と、大谷や中田のような魅力を感じていた。将来的に打線の軸を担える存在にと、早くも思いを巡らせている。一方で、ドラフトのくじ運から見放され続けている自身の「過去」がある。監督就任後、13年は3連続で外し、2度目の“抜てき”となった今年も2連続で外した。現状は、事実上「戦力外」。だが、周囲の反対があっても、この大役だけはゆずれない。

 今年10年ぶりの日本一を成し遂げ、強運を持つことを証明した。優勝記念旅行先の米ハワイ滞在中も「ハワイは観光地だけど、野球がどう根付いているんだろう。せっかくチャンスがあるから、こっちは何か持って帰らないと」と連覇につながるヒントを模索、野球が頭を離れることはなかった。来季は北海道移転後では最長となる指揮6年目。常勝球団の確立へ、最高の逸材を自らの手で招いてみせる。【田中彩友美】