ソフトバンクの松坂大輔投手(36)は14日、宮崎市で初めてシート打撃に登板。主力中心のA組の7人を相手に2本の二塁打を許して三振はなく「収穫はない」と自分に厳しかった。

 張本には左越えの大きな当たり、内川には外角低めを突いて「打たれるとは思わなかった」という初球のカーブを左翼線に運ばれた。キャンプ前半は投げ込みを含めて体力的に追い込み、16日から始まる第4クール以降に上昇曲線へと持っていく調整を思い描く。不調は想定内だったが「技術的に良くない。別の日に投げたかった」と悔いを残した。

 ただ、首脳陣は評価した。工藤監督は「崩れるような感覚はなかった」と話し、倉野投手統括コーチも「試合らしくなった時にどれくらい力がわき上がるか」と今後に期待した。

 右肩手術からの完全復活を目指す36歳の実力者は「うまくブルペンで調整してしっかりと修正する」。課題を見据え、紅白戦での登板に備える。