巨人先発の内海哲也投手(34)が、4回途中で左太もも裏をつり、降板した。

 オリックス打線を3回無安打に抑え、迎えた4回、先頭の吉田正への初球を投げ終えた直後にアクシデントに見舞われた。捕手宇佐見の返球を受け取ると、左の手のひらを出してストップのサイン。左足を押さえ、マウンド上で屈伸を繰り返した。治療のためベンチに下がると、そのまま戸根と交代した。

 「去年、おととしと足をつることが多く、いろいろ対策はしていた。今日は突然で予兆がなかった。張りがあったのと寒さ。情けない」。投球内容は上々だっただけに、長いイニングを投げられずに悔しがった。高橋監督は「内容は悪くないと思う。こちらから『もうやめとけ』と言った」と無理させなかったことを明かした。