右膝関節炎から復活を期す阪神糸井嘉男外野手(35)が10日、甲子園球場で行われた全体練習でスライディングを初披露した。

 投手のバント練習で走者役を務め、一塁から二塁へ走塁。ちゅうちょすることなく右脚から二塁ベースに滑り込んだ。その後は二塁から三塁への走塁も実施。糸井は「スライディングも入れていけて順調です」と明るい表情で話した。

 フリー打撃では52スイング中、3連発を含む柵越え10本と相変わらずのパワーを披露。今季初の試合出場も遠くはなさそうだ。