巨人ドラフト4位の池田駿投手(24=ヤマハ)が13日、1軍に初合流した。

 12日の2軍練習中に昇格の報を聞き、明日14日にソフトバンクとのオープン戦を行う長崎へと入った。球場ではブルペンに入った後、雨の中をノック、ダッシュなどで念入りに調整。「投げられても短いイニングになると思う。少ないチャンスをしっかり生かして、自分の武器の変化球がどこまで通用するのか挑戦したいです」と意気込んだ。

 チームの新人では同7位の201センチ右腕・廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23=開南大)、3位の谷岡竜平(たっぺい)投手(20=東芝)に続く3人目の昇格となった。「2人に負けないようにという気持ちではなく、僕には僕のペースがあるので、いつも通りの投球ができるように心がけます」と持ち味を貫く。最速148キロの直球にスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップなどの変化球を操る左腕。「結果を残せるように頑張ります」と力を込めた。

 また、廖(リャオ)も同日に1軍へ再合流した。