1軍で先発ローテ入りする予定の西武野上亮磨投手(29)が今季ファーム開幕戦に先発し、7回4安打無失点と貫禄の投球をみせた。

 1軍開幕直前のオープン戦は投球数を落とす方針ということもあり「今回は7イニングか100球までいきたい」と設定。しかしテンポよくストライクを重ねる投球で、7回を終えるのに89球しか要しなかった。

 「1軍の選手が相手だと、ここまでうまくいくかは分かりません。でも、自分の中で納得いく投球はできました。ここ数年になく、順調に仕上がっています」。辻監督が「優勝のカギは野上」と話す投手陣のキーマンが、着々と準備を進めている。