広島菊池涼介内野手(27)が6回にリードを4点に広げる適時二塁打を放った。好調広島打線は菊池の二塁打で開幕から4試合連続2桁安打となった。

 6回2死から、石原慶幸捕手(37)の二塁打と野村祐輔投手(27)の左前打で一、三塁とすると、中日浅尾の暴投で1点を追加。さらに四球後の一、二塁から菊池が左翼線へ二塁打を放ち、2人を本塁に迎え入れた。「見て、見ての三振が続いたので、積極的にいこうと思った」。2打席連続三振を含む3打席連続で凡退していた悔しさをバットにぶつけた。

 この回2死満塁から新井貴浩内野手(40)にも2点適時打が生まれ、リードを一気に6点に広げた。