共栄大が創価大に連勝し2季ぶり2度目の優勝を決めた。

 1回に1点を先制されたが2回に逆転した。同点に追いつくと8番上野拓馬捕手(4年=昌平)の左越え2ランで勝ち越した。守っては先発の日高駿(4年=白岡)が5回2失点と踏ん張り、6回からは清水蓮(2年=樹徳)が登板。最速145キロの速球と鋭いスライダーで4イニングを無失点に抑え逃げ切った。

 新井崇久監督は「勝つなら連勝しかないと思っていました。流れはこちらにあったので今日決めたいと。上野が真っすぐに絞ってよく打ってくれました。日高もよく投げてくれました」と選手をねぎらった。昨春に続く優勝となったが「試合をやる中で1戦1戦強くなりました。逆転勝ちも多かった」と分析した。

 昨年初出場した大学選手権は初戦敗退。新井監督は「疲れをとって投手陣を立て直したい」と6月5日開幕の選手権を見据えた。