阪神に60試合登板が5人というプロ野球史上初の現象が起こりそうだ。

 9回にマテオが登板。今季60試合目のマウンドで、1イニングを1安打無失点に抑えた。チームトップの64試合に登板している桑原、この日も7回から63試合目のマウンドに上がった岩崎に続き、3人目となるシーズン60試合到達。だが、これだけでは終わりそうにない。 左腕高橋と守護神ドリスもすでに59試合に登板している。残り8試合。史上初となる「60試合登板クインテット」の誕生はほぼ確実だ。マテオは「まだ試合は残っている。いけといわれたところで、どんどん投げたい。自分だけじゃなくみんな頑張っているから」とまだまだ投げ足りないと言わんばかり。開幕からチームを支えてきたリリーフ陣。その象徴とも言える現象だ。