セ、パ両リーグは7日、ホームとビジターの対戦が一回りした観客動員数を発表した。1試合の平均はセが前年比で7・4%増の2万9377人、パもゴールデンウイークの開催を含めた前年の同日時点との比較で、7・3%増となる2万2373人となった。

 セでは新球場となった広島がほぼ倍増の91・4%増となる2万6465人を集めた。トップは阪神が0・7%増の3万9989人、2位は東京ドームよりも収容人数の少ない九州での開催があったために1・1%減となった巨人の3万8393人だった。

 パは昨季2位に躍進したオリックスが34・2%増の2万2196人、昨年日本一の西武も33・5%増の2万1950人と大幅に増えた。

 今季は試合時間短縮を目的に「15秒ルール」を徹底している。平均試合時間はセが昨年より4分長い3時間8分、パは3時間14分で昨年の同日比と変わらなかった。日本野球機構が3時間以内を目標としている9回終了の試合で、セは3時間4分、パは3時間6分となっている。

 [2009年5月7日22時56分]ソーシャルブックマーク