阪神の強力リリーフ陣がまたも1点リードを守り抜いた。先発ビーズリーが5回無失点で降板し、その後は中継ぎ4人のリレーで逃げ切り。岡田監督は「今日は1-0で勝つしかないでってベンチでも話していた」と明かした。

まずは桐敷拓馬投手(24)が6回に登板。9番ヤフーレから1番につながる打順を、1奪三振を含む3者凡退に仕留めた。「先頭を切れたので。3人で切れたので良かったです」。

5月は体調不良で一時、チームを離脱。16日中日戦(バンテリンドーム)で7点リードの9回に実戦復帰した。前日17日ヤクルト戦でも登板し、今季チーム初となる3日続けての3連投。指揮官は「名古屋はあれはブルペンや」と笑い飛ばした。とはいえ病み上がりのフル回転。「明日は休ますけど」と19日は休養を与える方針だ。

7回は石井大智投手(26)が3番長岡からのクリーンアップを2奪三振を含む3人斬り。最速を1キロ更新する154キロも計測した。

「『7回行くぞ』と言われた時から、心臓の音がすごく大きく聞こえたので(笑い)。安心しています」

4日巨人戦で1軍に再昇格して以降、11アウト中10個を三振で奪取。今季の奪三振率は23・14だ。この日、村上の二ゴロで途絶えたが、昇格後は9者連続で三振アウトを奪っていた。岡田監督も「石井が本当いい形で戻ってきてくれたんで。もう十分イニングを任せられる」と高評価した。

8回はゲラ、9回は岩崎が無失点で締めた。1-0完封勝利は今季41試合で4度目。年間13度ペースで、68年の球団最多12度を上回るハイペースだ。指揮官も「それだけブルペンに任せられるからな。それは強みやわな」とニヤリ。強みのブルペン陣で接戦をモノにし続ける。【波部俊之介】

▽阪神ゲラ(8回、川端、青木と代打攻勢の中で1回無失点)「左の代打は予想できたし、いい打者というのも分かっていた。いつも通り強いボールをゾーンに投げて、攻める気持ちを忘れないようにしたよ」

▽阪神岩崎(9回に登板し、3者凡退で今季7セーブ目)「良かったです。(これからも)頑張ります」

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