プロ野球横浜の買収を進めている住生活グループの潮田洋一郎会長は21日、東京都内で取材に応じ、交渉の進ちょく状況について「報告がきていないから分からないが、時期的には最終段階。(買収額、持ち株比率が決定するなら)週明けになるだろう」と語った。

 住生活グループはこの日、東京都内で資産査定の一環として、横浜の笹川博史取締役ら球団関係者に対して約1時間のヒアリングを行った。住生活側からは資産査定を行う実務者が出席。プロ野球組織の体系や、主催試合数やその運営、移動や宿泊にかかる経費などがテーマだったという。笹川取締役は「球団を持つとこういうお金がかかる。プロ野球の一員になるのはこういうことと説明した」と話した。

 住生活グループの広報室長は「契約にかかわることで、球団の方でないと把握していないことが多かったから」と経緯を説明した。

 [2010年10月21日20時26分]ソーシャルブックマーク