オリックス朴賛浩投手(37=パイレーツ)が宮古島キャンプ2日目の2日、初めてブルペン投球を行った。日高剛捕手(33)を座らせ、やや軽めの力加減で変化球を交えて26球。メジャーに比べ、柔らかいマウンドに時折、足元を気にしていた。ネット越しには岡田彰布監督(53)や球団首脳陣が見守った。投球後に話し合った福間納投手コーチ(59)は「球種の確認をした。同じ球でも打者に応じて変えている。安定しているね。マウンドの土が掘れてくるのは慣れてくれと話した。でもこっちが言うことを吸収しようとする姿勢が素晴らしい」と、向学心旺盛なメジャー124勝右腕にほれぼれしていた。

 [2011年2月2日14時56分]ソーシャルブックマーク