12球団の新人選手が一堂に会する、プロ野球の新人選手研修会が28日、都内のホテルで開催された。「話し方、インタビューの対応」という講義では、日本ハム斎藤佑樹投手(22=早大)巨人沢村拓一投手(22=中大)が、元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘氏(75)を相手にインタビューの練習を行った。春季キャンプの感想を問われた斎藤は「初めてのプロのキャンプで多くを吸収できました」、沢村は「たくさんの素晴らしい先輩方に囲まれて、楽しく過ごせた」と返答。口の開き方の小ささに注文こそついたが、堂々たる受け答えには、深沢氏も満点を与えていた。研修会では他に、ドーピング、税金、暴力団などについての講義もあり、前阪神の矢野燿大氏(42)は「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」と題する講義を行った。

 [2011年2月28日19時39分]ソーシャルブックマーク