巨人は29日、マツダスタジアムでの練習試合の後に、広島ナインと並んで打撃練習を行った。2つのケージを使い、一塁側を広島が、三塁側を巨人が使った。両監督がケージ裏でそれぞれの選手を見守った。まさに合同練習といった光景だった。

 原辰徳監督(52)によると、練習試合前、広島の野村謙二郎監督(44)に利用を依頼したという。約1時間の居残り練習を終えた原監督は「少し使わせていただきたいと野村監督に言ったところ、半分でしたらと、言っていただきました。今日は、主力は全イニング出すというのも目的の1つでしたもので。打席の少なかった選手に、練習をさせてあげたかった」と話した。