<阪神4-2巨人>◇25日◇甲子園

 

 阪神のクレイグ・ブラゼル内野手(31)が、昨年放った47本塁打と同数の47組の親子、94人を甲子園球場の巨人戦に招待した。

 小学生以下を対象に同内野手の似顔絵を募集し、約400通の応募の中から本人が選考した。試合前には子どもたちと対面。力作ぞろいに「これくらいの一生懸命さで頑張って勉強すれば、きっとテストでもいい点が取れるよ」と、似顔絵そのままの笑顔で子どもたちを笑わせた。試合では「みんなのためにホームランを打ちたい」と言う約束通り、今季5号本塁打を放った。

 1-1の4回の先頭打者で内海の外角低めチェンジアップをバックスクリーン左へ運んだ。「いつかは(チェンジアップが)来るかなと思っていた。打てるところにきたから、うまく反応できて、芯でとらえることができた」。5月28日楽天戦(Kスタ宮城)以来の本塁打だった。