阪神の下柳剛投手(43)が来季の戦力構想から外れていることが、21日までに分かった。プロ21年目の今季は、いずれも先発で6試合に登板して0勝2敗、防御率3・54と低迷。6月7日に出場選手登録を外れ、2軍で調整している。

 1991年に新日鉄君津からドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)入りした左腕は、日本ハムを経て2003年に阪神移籍。05年に15勝を挙げて最多勝を獲得するなど、阪神で2度のリーグ優勝に貢献した。通算成績は129勝104敗22セーブ。