<西武3-4ソフトバンク>◇30日◇西武ドーム

 西武が3点リードを守れず、逆転負けした。先発西口文也投手(39)が中盤に崩れた。5回に福田にプロ初アーチとなるソロ被弾、6回に本多の犠飛で1点差。7回には無死から3連打で同点とされ、代わった岡本篤が福田に決勝打を浴びた。

 6年ぶり2ケタ勝利がかかっていた西口は、7回途中5安打4失点で7敗目を喫し「調子がよくなかった。悪いなりに、だましだましで抑えていた。残り試合が少ないので、次はしっかりやらないといけない」と下を向いた。渡辺久信監督(46)は「西口の悪い癖が出た。ちょっと緩んだ。なかなか塁にも出られなかったし、悔いの残る敗戦」とうなだれた。