横浜DeNAベイスターズが、新監督への就任が確実視されていた工藤公康投手(48)との交渉を断念したことを発表した。5日、横浜市内の球団事務所でGM就任会見を行った高田繁氏(66)が、「今までいろいろ話をしてきたが、ひと言で言えば、監督とGMの信頼関係がどうしても築けなかった。この時点で交渉を断念します」と明らかにした。断念理由については詳細を明かさず、「最終的に決定するのは、GMの仕事ということを最初にお伝えした。従来の球団とはやり方が違うという、一番大事なところ。納得してもらったが、ずれが出てきたということというか…」と話すにとどめた。