西武の涌井秀章投手(25)が16日、ことし初めて西武第二球場へ現れた。昨年のドラフト1位右腕、大石らとともにランニングや力のこもったキャッチボール、筋力トレーニングなどをじっくり行った。

 1年前は年俸調停もあって練習に集中できなかったこの時期。その影響もあってか昨年は6年ぶりに2桁勝利を逃した。現在は腰を据えて体を動かせる状況だが、口の重い涌井は「(練習は)きょうが初めて。ここに来ない時は休んでいると思ってください」ととぼけた。