昨季終盤の左肩痛から再起を期す高橋聡文投手(28)とエンジェルベルト・ソト投手(29)が7日、ナゴヤ球場屋内練習場でシート打撃に登板し、今季初めて打者相手に投げた。高橋聡は堂上兄弟、藤井、福田、柳田、岩崎達、松井雅、高橋周の8人と3回ずつ対戦。合計24打席でヒット性を6本に抑え、順調な回復をアピールした。高橋は「ストライクゾーンと、キレのあるボールを心がけました。思ったよりもいいボールがいったし、早く2軍の試合で投げたいです」と手応えを表現した。ソトも「状態は問題ない」と順調な回復をアピールした。

 昨季5勝のソト、中継ぎで左キラーの高橋聡の両左腕が戻れば投手陣は厚みを増す。権藤投手コーチは「故障上がりとは思えなかった」とご満悦だった。