<ヤクルト0-6広島>◇6日◇神宮

 広島前田健太投手(24)が、リーグトップタイの4勝目を挙げた。7回3安打無失点の投球に加え、バットでも見せ場をつくった。5回は先頭で、先制につながる中前打を放った。さらに、6回1死二、三塁でヤクルト館山昌平投手(31)のフォークを、左翼線を破る2点適時二塁打にした。「ヒットを打てるとは思っていなかったけど、飛んだところが良かった」と喜んだ。ヒーローインタビューでは、「5月はこいのぼりの季節です。苦しい戦いが続いていますが、カープは心1つに上がっていきます」と再浮上を誓った。