<広島4-1西武>◇30日◇マツダスタジアム

 広島石原慶幸捕手(32)が今季初打点で連敗ストップに貢献した。1点を追う4回、同点に追いついてなお2死二塁のチャンスに、西武岸孝之投手(27)のカーブをセンター前へ運ぶタイムリーヒット。石原は開幕早々に左手の故障で戦列を離れていたため、これが今季初打点。「いいところに落ちました。どんな形でも点が入ればいい。あそこで1本出て良かった」と喜んだ。打線は終盤にも加点し、16試合ぶりの2ケタ安打も記録。「いいきっかけにしてチーム全体で勝っていきたい」と連敗を6で止めて前向きだった。