野球の独立リーグ、BCリーグの新潟は31日、プロ野球歴代2位の通算286セーブを記録した高津臣吾監督兼投手(43)が今季限りで現役を引退すると公式ホームページで発表した。9月4日に記者会見する。昨年、新潟入りし、今季からは監督も兼任していた。

 高津は広島工高から亜大を経て、ドラフト3位で1991年にヤクルトに入団。主に抑えとして最優秀救援投手に4度輝き、2003年まで活躍した。04年からは米大リーグのホワイトソックス、05年途中からメッツで投げて通算27セーブを記録。06年にヤクルトに復帰して2年間、在籍した後は、韓国と台湾のプロ野球でもプレーした。286セーブは昨年6月に岩瀬(中日)に抜かれるまで、プロ野球最多記録だった。