<巨人0-4広島>◇29日◇東京ドーム

 広島上本崇司内野手(23)が、足で見せた。2点リードの9回1死一塁から、代走で出場。2死一塁となり、石原の打席でスタートを切ると、打球は左中間へ。

 左翼手矢野が処理したが、上本は一気に三塁ベースを蹴ってホームを陥れた。「永田(3塁ベース)コーチの指示に従っただけです。打球は分からなかったです」と振り返った。野村謙二郎監督(47)は「上本の走塁。あの1点が大きかった」と高評価した。