<広島3-5中日>◇3日◇マツダスタジアム
広島前田智徳外野手(42)が、引退試合に臨み、8回に代打で登場、プロ24年目現役最終打席を投ゴロで終えた。
また、9回に右翼の守りにも就き、中日森野の放った右翼線二塁打が、最後の守備機会となった。
試合後、前田智の引退セレモニーでのあいさつは以下の通り。
前田智徳の話
24年間、温かい声援をありがとうございました。球団オーナーを始め、監督さん、スタッフ、裏方のみなさんに、励ましていただき、支えられながら、ここまで乗り切ってくることが出来ました。
この広島で、広島東洋カープで一途に野球ができたことを誇りに思っています。そして、どんなときも支えてくれた両親と家族に本当にありがとうと言いたいです。
カープは16年ぶりにAクラスに入ることができました。監督さんを始め、コーチ、裏方さんが力を合わせて、若い選手を、ベテランを指導してここまでこれたと思います。
自分がこの中にいないのは、さみしいですが、これを節目に強いカープとなって、未来のカープが明るくなることを祈って、今日をもって引退します。(三塁側ベンチ前に整列して前田のあいさつに耳を傾ける中日に)高木監督、ドラゴンズの皆さん、今日はありがとうございました。ドラゴンズの来季の巻き返しとチームのドラゴンズらしい野球を期待しています。
最後にもう1度、応援してくれたファンの皆さん、すべての方々に感謝しています。長い間、本当にありがとうございました。