<コナミ日本シリーズ2013:楽天2-1巨人>◇第2戦◇27日◇Kスタ宮城

 楽天が先発田中将大投手(24)の3安打1失点完投で勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。5回まで両チーム無得点の投手戦となったが、6回に楽天は銀次の適時打で先制、7回には藤田の適時内野安打で追加点を挙げた。巨人は8回に寺内がソロ本塁打を打ち1点差に迫ったが、田中を攻略することはできなかった。チーム123456789計巨人0 0 0 0 0 0 0 1 0 1楽天0 0 0 0 0 1 1 0 x 2<巨人>菅野、沢村、青木、マシソン<楽天>田中【1回表】1番長野

 初球の高め149キロ直球を打ち上げ一飛。2番寺内

 初球セーフティーバントがファウル。2球目は直球を振りファウル。3球目は140キロのスプリットで空振り三振。3番阿部

 意識したか、3-1とボール先行。5球目は外角148キロ変化球ででストライクも6球目は150キロが外角高めに外れ四球に。4番村田

 初球の内角球でバットをへし折り三ゴロ。二塁送球で3アウト。田中はランナーを出したが、寺内を3球三振に打ち取るなどまずまずの立ち上がり。【1回裏】1番岡島

 菅野の初球は外角に143キロ直球でストライク。0-2の4球目、フォークで空振り三振を奪った。2番藤田

 2球目の変化球で捕邪飛に。3番銀次

 1-2から変化球が2つ外れ3-2に。6球目の外角変化球は左中間に飛んだが、巨人左翼亀井が余裕を持って捕球した。菅野はテンポよく、初回を三者凡退におさえた。