<楽天3-1ロッテ>◇17日◇コボスタ宮城

 ロッテ成瀬善久投手(28)が粘投も実らず7敗目を喫した。

 2回、銀次の打球を右足のすねとふくらはぎの間に当てた。少し腫れがあったが、続投を志願。気持ちの強さを見せた。しかし、6回に銀次に2ランを浴び、試合の流れをつかめなかった。8回3失点で完投したものの、味方の援護は1点のみだった。

 伊東勤監督(51)は「ホームランがなければ、まだ勝負になっていた。あそこの1球だけでしたね。また、出直すしかないです」と、19日からのオリックス、ソフトバンクと当たる連戦で、巻き返す構えを見せた。