<パCSファイナルステージ:ソフトバンク1-5日本ハム>◇第2戦◇16日◇ヤフオクドーム

 日本ハム中田翔内野手(25)が6回、3試合連発となる2ラン本塁打を放った。ソフトバンク武田の133キロのスライダーを左中間スタンドへ運んだ。

 効果的な1発だった。1点を追っていた6回、2死二、三塁の場面で陽岱鋼の遊ゴロをソフトバンク今宮が失策。2者が生還し、試合をひっくり返した直後だった。

 「浮いてきたスライダーに自然と手が出た。失投を逃さずに、しっかり打てた」。14日のCSファーストステージ第3戦から3連発。

 ファイナルステージも1勝2敗(アドバンテージ含む)と1つ星を戻し、17日の第3戦以降にも大きな期待がかかる。「相手をつぶしにいく」。挑戦的な言葉で、気合をみなぎらせていた。