社会人野球の大阪ガスで賭博行為が発覚した31日、プロ野球で活躍するOBたちにも衝撃が広がった。大阪ガスから2005年に阪神入りしたエース能見篤史投手(33)は「突然の話で驚いています。このようなことで注目されてしまって本当に残念で仕方ないです」と困惑した様子。07年に阪神に入団した小嶋達也投手(26)も「びっくりしました。ショックも大きい」と述べた。

 11年に広島入りした岩見優輝投手(25)は「何と言っていいか分かりませんが、すごく残念です」とコメントした。

 一方、社会人野球を統括する日本野球連盟の崎坂徳明事務局長は「野球選手である前に社会人としてコンプライアンス(法令順守)は当然」と批判。その上で「この機会に全国のチームに徹底していく」とも語った。