<関西6大学:京産大2-1大院大>◇第3週1日目◇17日◇南港中央

 京産大が延長11回にサヨナラ勝ちし、先勝した。

 1点を追う4回1死一、三塁で藤沢潤平内野手(4年=玉野光南)が同点のスクイズ。さらに延長11回1死一、二塁から藤沢が右中間を破る適時打を放ち、サヨナラの走者を迎え入れた。

 藤沢は春までは4番を打ったが、今秋は次代の主軸を育てるチーム方針で6番に回った。「監督からは『チームに4番が2人いるつもりで打ってくれ』と言われています。3連覇に向けて、自分が少しでも力になれればと思っている。サヨナラ打は人生初です」と声を弾ませた。