日本高野連・田名部和裕参事(62)は5日、来年4月の発足を目指すプロ野球関西独立リーグについて、球場、審判に関する実戦運営に懸念を示した。「まだ詳細はうかがっていない」と前置きした上で「球場と審判はうちを含めて、大学、社会人の各連盟も確保に苦労している。試合日が重ならなければいいが、夏の大会の期間中や週末はどう調整して行くか話し合いが必要でしょう」と、語った。

 05年発足の四国アイランドリーグでは、ナイター設備のない高知、徳島で調整に苦慮することがあった。「メディカルチェックの体制も整えて、安心して送り出せるリーグを作っていただきたい」とも要望した。同リーグは6日、大阪市内での会見で詳細を明かす。