オリックスのタフィー・ローズ外野手(40)とアレックス・カブレラ内野手(36)が来季も契約を結ぶことが確実となった。球団幹部は両選手の契約延長に「当然でしょう。カブレラは来季FAを取得するし、それを踏まえて話し合う」と話した。

 カブレラは順調なら来季序盤にFA権を取得する見込みで、基本線は単年契約だが、来年オフの契約優先権などを盛り込んだオプションについても話し合われる。ローズも2年連続の40本塁打に王手をかけるなどの活躍をしているだけに、大幅な年俸アップが予想される。オリックスでは初の100打点コンビが、来季もチームをけん引する。

 また右ひじ手術で米国に帰国しているグレッグ・ラロッカ内野手(35)の契約延長は微妙。ラモン・オルティズ(35)、エリック・ヤング(31)、ジョン・コロンカ(28)の3投手は来季契約を結ばない可能性が高い。